岡田史子「ガラス玉」

誰もが若い頃に通過したであろう、切なく、苦しく、危険なほどに純粋さを持っていたあの頃を岡田史子さんの描く作品を通じて思い出す事があります。思い出す度に恥ずかしく自己嫌悪に陥りますが、今の自分に当時の純粋さが欠落している事に何か寂しさも感じます。純粋な魂を小さな硝子玉に例えるなら、自分はこの透明な硝子玉に、色を付けたり、曇らせたりしながら大人になっていったような気がします。岡田史子さんの最初の作品集『ガラス玉』から感じる、小さく簡単に壊れてしまいそうなガラスの精神は、鉛玉と化した私の魂を再び硝子玉に戻してくれる気がします。 (2000年5月12日「岡田史子ファンサイト 硝子玉」より)

ガラス玉
朝日ソノラマ サンコミックス
1976年2月29日初版発行



<収録作品>
ガラス玉

  • ガラス玉
  • 太陽と骸骨のような少年
  • ポーヴレト
  • サンルームのひるさがり
  • 赤い蔓草 PART.1
  • 赤い蔓草 PART.2
  • 私の絵本
  • 墓地へゆく道
  • ピグマリオン
  • ホリディ
  • (解説)岡田才人のこと/萩尾望都

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werdna について

初めましてwerdna(ワードナ)です。漫画作品や漫画本との出会いや思い出、読んで感じた事など書いております。2000~2009年まで「漫画の館」「丸尾マニア」などのサイトを公開していましたが、2010年に閉鎖しました。以前サイトに掲載していた漫画の感想などもブログに更新しようと思います。作品の紹介や論評になっていないものばかりで、作品を知らない方には意味不明な文章になっていると思いますが読んで頂けたら幸いです。
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