手塚治虫「アラバスター」

後書きで手塚治虫先生自らが『失敗作・駄作』の烙印を押した作品です。しかし私の特に好きな作品なのです。当時は小学生であった為、理解出来ずに読んでいた部分も多かったと思います。それでも人として粗末に扱われる事や扱う事が、人を復讐に駆り立て狂気に走らせる原因になると『アラバスター』を読んで学んだ気がします。作品を読み終え感動し本編の闇を凌ぐ後書きを読み悲しみました。しかし読み返すと『アラバスター』とは本編と後書きを合わせて一つの作品だった気がするのです。手塚先生にしてやられたのかもしれません。醜いもの、陰湿なものに目を覆うなかれ、この作品は間違いなく傑作です。

アラバスター 第1巻
講談社 手塚治虫漫画全集89~90
1巻1978年11月20日初版発行



<他の巻の書影>

アラバスター 第2巻
2巻1979年2月10日初版発行


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werdna について

初めましてwerdna(ワードナ)です。漫画作品や漫画本との出会いや思い出、読んで感じた事など書いております。2000~2009年まで「漫画の館」「丸尾マニア」などのサイトを公開していましたが、2010年に閉鎖しました。以前サイトに掲載していた漫画の感想などもブログに更新しようと思います。作品の紹介や論評になっていないものばかりで、作品を知らない方には意味不明な文章になっていると思いますが読んで頂けたら幸いです。
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