岡田史子「ほんのすこしの水」

どんな作家であれ創作活動とは自らの精神世界をさらけ出す行為なのかもしれません。岡田史子さんの作品はそれが鮮烈であり、一糸纏わない内面を描いている印象すら受けます。『ほんのすこしの水』に収録されている作品も『ガラス玉』同様に一作ごとに絵柄が異なっていますが、どの作品からも剥き出しの魂を感じます。人には様々な面があっても本質は変わらない事を示しているかのようです。最近は体に痛みを感じさせる作品は多くあっても、読者の心に痛みを与える作品は少ないような気がします。若者には両方とも必要ではないかと考えます。(2000年5月12日「岡田史子ファンサイト 硝子玉」より)

ほんのすこしの水
朝日ソノラマ サンコミックス
1978年5月25日初版発行



<収録作品>
ほんのすこしの水

  • ほんのすこしの水 PART.1気のどくな乞食
  • ほんのすこしの水 PART.2月の女
  • いとしのアンジェリカ
  • トッコ・さみしい心
  • 春のふしぎ
  • いずみよいずみ
  • 天国の花
  • 胸をだき首をかしげるヘルマプロディトス
  • イマジネイション
  • 夢の中の宮殿
  • 死んでしまった手首 阿修羅王(前編)
  • 死んでしまった手首 阿修羅王(後編)

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werdna について

初めましてwerdna(ワードナ)です。漫画作品や漫画本との出会いや思い出、読んで感じた事など書いております。2000~2009年まで「漫画の館」「丸尾マニア」などのサイトを公開していましたが、2010年に閉鎖しました。以前サイトに掲載していた漫画の感想などもブログに更新しようと思います。作品の紹介や論評になっていないものばかりで、作品を知らない方には意味不明な文章になっていると思いますが読んで頂けたら幸いです。
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